ロベルト・ウゴリーニは、イタリアで最も有名なビスポーク靴職人の一人で、独特のイタリアンスタイルの靴と、自分の知識を教え、共有したいという思いでその名を知られるようになった人物です。Shoegazingは、フィレンツェの古い職人街中心部にある彼の工房を訪れ、フィレンツェの様々なビスポーク靴職人を紹介するシリーズの第一弾をお届けします。

 

Roberto Ugolini's place.

ロベルト・ウゴリーニさんのところ.

フィレンツェは比較的小さな都市であり、多くの人々が考えるよりもかなり小さい、それはないより多くの40万人の住民を持っており、あなたは問題なくアルノ川の両側に位置しています全体の市内中心部を歩くことができます。しかし、ルネッサンスの首都として、また主要な文化の中心地として、あなたは義務的な評判を持っています。この街は工芸の伝統も強く、ここに居を構えるオーダーメイドの靴職人たちは皆、比較的若いが、この街の歴史に寄り添っている。
ロベルト・ウゴリーニは20年以上前に靴の仕事を始め、当初は修理職人として働いていた。すぐに自分の靴を作り始め、1995年からはオーダーメイドの靴だけに専念し、この街の多くの同業者とは異なり、RTWやMTOのコレクションは持っていない。彼の工房とショールームはとても小さく、15平方メートルほどだろうか。壁沿いには棚やキャビネットに入った靴が並び、小さなテーブルには3つの作業台があり、カウンターの奥にはラストが壁に掛けられている。私が訪れたとき、ウゴリーニはトランクショーのために来日していたので、彼の名前であるロベルト・ディ・モンテに話を聞くことにした。彼はウゴリーニのもとで5年以上、最初は見習いとして、今は社員として働いている。
– ウゴリーニはいい先生です」と彼は言う。

 

 

Roberto Di Monte who has been at Ugolini's for five years.

ウゴリーニに入社して5年目のロベルト・ディ・モンテ氏。

Shelf with new and old sample shoes.

新旧のサンプルシューズを並べた棚。

A nice old double monk.

いい年したダブルモンクが。

 

ロベルト・ウゴリーニのもとで修行した後、業界で名を成した人はたくさんいる。たとえば、「コルノブルー」で知られる日本人の青学(せいがく)豊や、「スピゴラ」の創業者、鈴木光司などである。ロベルト・ウゴリーニは長年にわたって日本で人気を博しており(ご存知のように、伊勢丹メンズ館が彼とヴァスを引き合わせ、ウゴリーニはUとFラストを作った)、日本にも多くの顧客がおり、また靴作りを学びに来たいという人も少なくありません。現在、日本の工芸学校と提携しており、現在の弟子であるシンの出身校でもある。

 

Very Italian.

まさにイタリアン。

Hand welting made.

ハンドウェルティングを行った。

The apprentice Shin.

見習いシンちゃん。

 

実はウゴリーニの顧客の大半は日本人で、トランクショーも年に2回、今日だけは大阪のコチネラで行っている。それ以外は、彼の靴を購入するのはさまざまな国籍の人たちだが、しかし、イタリア人はその10分の1程度にすぎない。
工房での生産量はそれほど多くはない。
– ここにいる実習生がどれだけ熟練しているか、お客さんの最終的な靴にどれだけ貢献できるかということもありますが、年間100足ほど、多いときもあれば少ないときもあります」とロベルト・ディ・モンテは言う。
ウゴリーニのオーダーメイド靴の価格は比較的安く、フィレンツェでオーダーする場合は1500ユーロから、トランクショーでは出張費と保管店舗への補償金も含まれるためもう少し高くなります。最低でも1回はフィッティングを行い、靴の完成を待つ期間は通常1年程度。長い間待つことになるが、その価値はあるだろう。

 

A great two tone oxford.

2トーンの素晴らしいオックスフォードです。

Sole with fiddle waist.

ソールにはフィドルウエストを採用。

A bit more traditional last and model.

もう少し伝統的なラストとモデル。

Wall of lasts.

ラストの壁。

Insoles drying on lasts.

インソールの乾燥はラストスパート。

Leather swatches.

革の見本です。

Last work to be started.

最後に着手する作品。

Tools with well-used handles.

持ち手の部分が使い込まれた工具。

Shelf with shoe care products, leather dye and more.

シューケア用品や皮革染料などが入った棚。

The upper being treated.

扱われている上部。

A bit more extravagant shoes.

ちょっと贅沢な靴。写真の一部をご紹介します。Lina Dahlström